ハノイから日本に帰ってきて感じたこと。
久しぶりに日本に帰ってくると、やはり感じることが違ったりするのでそれに慣れる前に書き残しておこうかと。
日本のご飯は味が濃くてしょっぱい。
日本に帰ったらハノイで食べれなかったものをたらふく食べてやるぞー!という心意気だったのですが、全然堪能できておりません。
その主たる原因が日本の味付け。
何食べても味が濃い。一口食べて舌が「あ、まじか。」ってなります。
特に大分名物のとり天を食べたときは脳に衝撃を受けるレベルで味の濃さにびっくりしました。バングラデシュで恐ろしく甘いお菓子を食べたとき以来の衝撃でした。鶏肉自体にしっかり下味がつけられているにも関わらず、辛子とタレをつけて食べるとかもう理解出来ません。これを普通に食べていた1年前の自分が怖い。
これは慣れるまでしばらく時間がかかりそうです。
眩しい。
日本の電灯って眼に悪すぎません??
特にコンビニやスーパーマーケットなどに行くと感じるのですが、店内の照明がめっちゃ明るい。5分ぐらいいると眼が痛くなります。
街中にある看板とかも眩しすぎてびっくりしました。
日本に帰ってきてから眼の疲れがハンパじゃないです。
お菓子が何食べても美味しい。(特にチョコレート)
いやー本当に日本のお菓子って素晴らしい。
何食べても美味しい。
いちいち「これは美味しいのだろうか?」と悩む必要がない。安心感。
日本の食事にまだ舌がなれていないのもあって、最近はグミばっかり食べて空腹を満たすことが多いです。グミ美味しい。(ちなみに体重がとんでもない勢いで減ってきているのでオススメしません)
そしてチョコレート。
ハノイでも日本のチョコレートが手に入らないことはなかったのですが、やはり日本に比べるとちょっと高めで、しかも管理が雑でちょっと溶けてたりする。
それに比べて日本では安価で色んな種類のチョコレートを手に入れることが出来る!
素晴らしいです。
Wi-Fiの使える場所が少ない
ハノイだとどこに行っても必ずと言っていいほどWi-Fiがあったのでノマドでもなんでも出来たのですが、日本だとカフェに行ってもWi-Fiがなかったりするわけです。
結果としてスタバやネカフェのお世話になることが多いです。
これはこの春からリモートワーカーになった自分としては結構困るな、と。
Wi-Fiを使うのにかかるコストが結構高い。(使える場所まで行く時間も含めて)
早く新居にネット環境を整備したいです。オススメの会社さんなどあれば、教えていただけると嬉しいです。
入ってくる情報量の多さに戸惑う
これは自分の母国である限り当たり前ですが。
ハノイにいるときは書いている文字も周りの人たちが話している言語もほとんど理解できないベトナム語だったので、意識すればただの記号、雑音として処理して流すことが出来たわけです。
しかし日本ではそういうわけにいかない。
眼に入ってくる文字は日本語で書かれているので理解しようと処理するし、周りの人たちが話している内容も意図せず耳に飛び込んできて情報として頭で処理してしまう。
これ結構疲れますね。別にどうでもいい情報ばかり飛び込んでくる。
もちろんこれにはポジティブな側面もあります。意識せずともニュース番組をつけていれば情報がはいってくる。
ただ世の中そんなに必要な情報ばかりなわけはなく。それが自分にとって必要な情報なのかどうかも処理しないといけないわけです。
今まで他のことに使えていた頭のキャパがそういったことで使われていくのは、意外ともったいないのかもしれない。
これとはケースが違いますが、FacebookのCEOであるザッカーバーグ氏が重要なことに集中するために毎日同じTシャツを着るのと同じように、そういった情報量も上手く自分でコントロールしていくことが必要なのかもしれません。
ざっとこんなかんじでしょうか。
1年間で感覚ってこんなに変わるものなのだなというところにも驚いています。
日本での生活は思っていたよりキツいですね。本音を言えば何度ハノイに帰りたいと思ったことか。
そういった時に必ず思い出すのがハノイで出会ったハノイ工科大や貿易大で日本語を学んでいる学生たちです。彼らがあれだけ必死に勉強しながら「日本で勉強したい」「日本で働きたい」と願っているその場所で、僕は日本人というアドバンテージがあるだけで日本で勉強することが出来て、さらには仕事もさせていただけているわけです。
彼らが必死に努力しても掴めるかどうか分からないチャンスを僕は手に持っている。
そう考えるとさっさと日本に適応して、このチャンスを100%利用しきってやるぞ、と思えます。
これからどんなキツイことがあっても、この気持ちさえあれば乗り越えていけるような気がしています。
新生活スタート!
日本に帰国して早々花粉症にやられ、風邪をひき、日本の食事が胃に合わない etc...など散々なジャパンライフを送っておりました。
さすがに1か月経って、日本が徐々に体になじんできております。
また、一緒に入学した友人たちの入社式の写真をFacebookなどで見かけて、これから3回生として大学に戻る自分との2年間のギャップを感じています。
さて、4月から所属する立命館アジア太平洋大学に戻り、再び学生としての生活を始めるというのは以前お伝えした通りなのですが、さらにもう1つ皆さまに報告出来る事が。
ここ別府にQAセンターを置いて、Framgiaの仕事を引き続き手伝わせていただけることになりました。
もちろん学業と仕事の両立というのが言葉で言うほど容易ではないのは覚悟していますが、この大好きな仕事を日本に戻ってきてからもやらせていただけるというのは本当にありがたいです。
最初は友人と2人での小さなスタートになりますが、この仕事の楽しさを少しずつでも広げてワイワイと出来る規模にしていけたらと考えています。
今年度も引き続きよろしくお願いします!
もし大分にいらっしゃることがありましたら、是非お声がけください。飛んでいきますので、食事に連れて行ってください٩(๑❛ㅂ❛๑)۶
ありがとうございました。
本日2月29日(月)をもちましてFramgia Vietnamでのインターンが終了いたしました。
ランドセルとトートバッグだけを携えてオフィスに初めて足を踏み入れた日から、11ヶ月も過ぎた事実には時間の経つ早さに驚かされます。
この11ヶ月の間、Framgiaの社員の方々にお世話になったばかりではなく他社の大人の方々とも交流させていただける機会を多くいただきました。無礼の多いインターン生だったと思います。本当に申し訳ありませんでした。この場を借りてお詫びします。
周りの方々にかけた迷惑とは裏腹に、僕のインターン生活は本当に最高でした。たぶんこの先これを超える日々を過ごすのは難しい気がしています。
マナー講座をキレて途中退席したり、朝からバイクで事故って顔面血だらけでエクストリーム出社したり、飲み会で記憶が無くなるまで飲んだり(2回)、茶碗いっぱいの唐辛子を食べたり etc...
ちょっと振り返るだけで凄い刺激的な思い出が蘇ってきます。これ以上思い出すと刺激で精神がやられそうなのでやめておきます。
実際に僕がインターン生としてやらせていただいた主なことを挙げると、
・ジョブフェアの運営スタッフ
・弊社にラボ駐在されているお客様と弊社社員の交流会(日本人会)の幹事
・ハノイのIT業界の方々の交流会の幹事
・来越されたお客様のアテンド
・QAの見習い修行
・バングラデシュへの視察同行 etc...
インターン生としてこれ以上の経験をするのは難しいと思います。
またこれだけ楽しく過ごせたのは同じ時間をインターン生として一緒に共有できる仲間がいたからだとも思います。自分の感性だけでは受け取り切れなかったものをお互いにアウトプットして補完しあいながら、ほとんどの楽しい時間を一緒に共有してきました。一緒に笑って、一緒にキレて、一緒に騒いだ仲間は一生の縁になることでしょう。(彼はもうコリゴリだと思っているかもしれませんがw)
彼は彼でここに書ききれないほどのキャラを持った最重要登場人物なので、後日改めて書こうと思います。
そしてもちろん家族にも感謝の言葉を。
大した相談もせずに大学を休学し、大した相談もせずに海外にインターンすることを決め、大した相談もせずに帰国・復学することを決めました。そんなときでも常に自分のやりたいことの背中を押してくれる家族には感謝しています。ありがとう。
11か月もいると色々な変化があります。
お世話になった熱いCEOはフィリピンオフィスの立ち上げに向かい、大好きなCTOは東京オフィスへ。伝説の先輩は島根オフィスへと旅立っていきました。バングラデシュとフィリピンにオフィスが新しく立ち上がり、新しい仲間が増えました。ハノイオフィスは僕が4月に来たときの2倍ぐらいの広さになりました。メンバーも各国で着実に増えつづけています。
↑広くなったハノイオフィスの様子はこちらの動画から
個人的なことでいえば初日にはCTOに全くイジっていただけなかったランドセルが少しずつ周りの方々にイジっていただけるようになり、会社のFacebookページで紹介していただけるまでになったときには1人で勝手に感動していましたw(残念なことに当のCTOにはまだイジっていただけてないのですが・・・)
応募してくるインターン生にあまりにも腹が立って勢いで書き殴った記事(勢いあまって受け入れ企業までDisった)が以外にも高評価をいただいて驚くこともありました。友達のやっているインターンをキッザニア以下だと評価してFacebookでブロックされたりもしました。
こんなインターン生活があまりにも楽しすぎて一時は大学を辞めることも本気で考えました。
どうすべきか悩んでいるときに、周りの大人の方々に相談させていただいて様々なアドバイスをいただいき、考え抜いた結果大学に復学し卒業することに決めました。未だにこの素晴らしい環境を離れるという決断が正しかったのかと迷うことも正直あります。ただどこに行ったとしても自分の未来を作るのは自分です。この決断が正しいかどうかを悩むのではなく、この決断が正しかったんだと誇れる未来を自分で作っていきます。
なんだかまとまらない文章になってしましましたが、お世話になった皆様本当にありがとうございました。
「またあのふざけたインターン生が何かやってるぞ」とあたたか~い眼で今後も見守っていただけたら嬉しいです。
Facebookアカウントはこちら↓
https://www.facebook.com/takuya.okazaki.3
今後の予定については上でも述べましたが、4月から所属している立命館アジア太平洋大学に復学いたしまして、3回生から学生をやり直してまいります。もし九州にいらっしゃることがございましたら、ぜひ別府にお立ち寄りください。ハノイの時と変わらず全力でアテンドさせていただきます!