長期海外インターンをオススメしない3つの理由

https://instagram.com/p/7QadJsQJQ8/

1.日本に帰りたくなくなる

おそらくインターンを始めてから2ヶ月ほどで、インターン先の土地に愛着が湧いてきてそこから離れるイメージが付かなくなってきます。

ハノイに来て5ヶ月が経ちましたが、もう日本のことがほとんど思い出せません。ハノイの街が、バイクが、渋滞が、埃っぽい空気が、ベトナム語でガンガン絡んでくるおっちゃんが生活の一部になっています。

日本に戻って知らない人とは素知らぬ顔してすれ違う生活とかもう無理です。これからも知らないおっちゃんと絡んで(絡まれて)、酒をたらふく飲んで酔いつぶれて寝る生活がしたいです。

日本で言葉にしなくても通じるハイコンテクストな会話よりも、1から100まで言わなきゃ伝わらないのに英語すら全く通じなくて悶絶しながらコミュニケーションをしていきたい。

何でもあってモノが満ち足りた便利な生活よりも、何か色々欠けてるけど刺激と熱気に満ち溢れた生活を選びたくなります。

日本食レストランも各地にあるので、特に食べ物も恋しくなることはありません。

なので、日本で卒業して日本で就職するんだ!という方にはオススメしません。1ヶ月ぐらいインターンして、「海外インターンしてきました!」っていう充足感に浸りながら日本で生活したほうが良いです。

 

2.恋人が出来る

これは本当にマズいですね。

ずっと地元で生活していると、そのうち行きつけのレストランとかカフェがいくつか出来てくると思います。そうするとそれらのお店の店員さんに1人は気になる子が出来ます。相手からするとこちらは外国人で注目の的です。コンタクトするのは超絶簡単です。あとはチャットでやりとりしながら、週末には観光に連れて行ってもらったりして次第に仲良くなっていくと・・・ねえ?

こうなってしまうと、ただ別れが辛くなるだけなので良い友達ぐらいで日本に帰れる短期インターンのほうが後腐れもなく楽しい思い出だけが残る良いインターン経験になると思います。

まだ半年ほど残っていますが、すでに心苦しいです。はい。

 

3.仕事の楽しさを知ってしまう

最初の2ヶ月ほどは何が出来るか受け入れ先の企業の方も分からないので、誰でも出来るような仕事しか任せていただけないかもしれません。そうすると、「仕事にやりがいなんて感じられないし、大学でちゃんと勉強して良い企業に就職しよう」という気持ちになるかもしれません。

しかし長期でインターンしていると、社員の方々もどんな仕事が適正なのかが分かってきて次第に責任のある仕事を任せていただけるようになります。すると惰性の日々が急に学びの多い生産的な日々に変わります。

僕も書類作成のみをやっていた最初の3ヶ月と、QAの見習いを始めさせていただいた後からでは全然仕事への意識が違います。今は自分がOKを出したものが世の中に出回るという中で品質に責任を持って仕事をしています。責任感をもって仕事をするということはめちゃくちゃ楽しいです。日々仕事の中でインプットがあって、それをどんどん仕事にアウトプットしていく。この気持ちいいプレッシャーが最高でやめられません。

これを経験してしまうと、「で、大学に戻って俺は何をするの?」という疑問に襲われます。おそらくたいていの場合は答えを見つけられず、大学に戻る意義を失ってしまいます。もし残りの学生生活が半年とか1年なら何とか我慢できるのかも知れませんが、僕のようにあと2年も残してしまっていると大学に戻ることを考えるだけで鬱になりそうです。

ですので、最低限大学は卒業したい、という方には長期海外インターンはオススメできません。鉄の意志でも持っていない限り、中退する確率がかなり高いです。

 

 

さて、僕が長期海外インターンを大学生のみなさんに全くもってオススメしない理由を3つほど挙げてみましたが、いかがでしょうか?

長期で海外インターンをしたいのであれば、ある程度の覚悟を持って来てください。受け入れてくれる企業側も覚悟を持って受け入れてくれています。

 

上記を読んで、「それでも俺は海外で長期インターンがしたい!」という方はぜひ下記のインターンに応募してみてください。ハノイで一緒に最高の経験をシェアしましょう!!

www.wantedly.com

お待ちしてます。