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痛風判定Cに加えて、中性脂肪が上限値の+20もあることが発覚した23歳大学生です。
健康が大切だということは分かってはいるのですが、忙しさを言い訳にして不健康な生活を送り続けてます。
2か月も経つと、さすがに大学の勉強と仕事の両立にも慣れてきました。
勤務先の東京オフィスには仕事をしながら大学や大学院に通って勉強をしている社員の方が数名いらっしゃいます。
周りの学生が時間を持て余して楽しくおしゃべりしたりしているのを見ると、「なんで俺はこの両立生活をしているんだろう」と心が折れそうになることがたまにありますが、両立している社員の方々を思い出すと自分よりも大変な仕事を抱えている社員の方々が頑張っているのだから自分も気を引き締めて頑張ろうという気持ちになります。
自分のタスクは両立しながらこなせるようになってきましたが、まだまだ他のメンバーの進捗や仕事内容の管理などに力不足な点が多々あるので引き続き努力していく所存です。
最近は学生を雇用している以上、夏休みに大幅な戦力ダウンが起こることは避けがたいのでそれをどう乗り切るかで頭がいっぱいの毎日です。
「まあ俺が2か月必死でやればいいだけじゃん」という体育会系で楽な方向に思考が逃げがちですが、それでは何の問題の解決にもならないので良い解決策を見つけるべく頑張ります。
今は猛烈にハノイに帰りたい。
それで何かが良くなるわけじゃないと分かってはいるけど、この状況から一度リフレッシュしたい。
なーんてことを思ったりもしています。
「過去」を語るということ。
大学生活を再開して1か月半が経ちました。
仕事と学業の両立は楽しいです。
仕事ばかりでもなく、勉強ばかりでもなくという良い感じに相互作用が働いている気がします。
さて、夢のようなハノイでのインターン生活の終わりから早くも2か月半が経つのですが、インターン先の人事の方から「Wantedlyのインタビューを書いてほしい」と依頼をいただいたので書くことにしました。
書き始めてから3時間近く経つのですが、書いては消しての繰り返し。
全く進む気配がない。
なんだか何を書いても綺麗に飾った嘘を書いているような気分になって、上手く自分のインターン生活を正直に伝える言葉が浮かんでこなくて右往左往してます。
僕だけかもしれませんが人が過去を振り返って、その話を他人にするときは大体以下の2パターンのどちらかになると思います。
・楽しかった話、どんな成果を残してきたか(ポジティブ)
・辛かった話、自分がどれだけキツい努力をしてきたか(ネガティブ)
もちろん両方の話をすることもあると思います。
しかも大抵3割増しぐらい脚色されてる。
自分が一番本当のことを分かっている分、余計につらくなります。
しかし、自分のインターン生活を振り返ってみて思うのは、今の自分を構成しているのは上記のポジティブとネガティブの間にある何でもない日常だったり会話だったりするわけです。
リリース前日にオフィスでエンジニアの方たちと徹夜で仕事したり、バイクで片道100kmの一人旅したり、同じアパートのみんなと屋上で飲んで騒いで歌ったりした取り立てて人に話すほどのことでもない日常の出来事の積みかさねが今の自分の大部分を構成しています。
それを抜きにして過去の話だけをしても、自分がインターンで感じた大切な何かを誰かと共有することは出来ない。たぶんこれは一緒に同じ日々を過ごした三城さんやHasan、Karim、Liconとしか共有出来ないのかもしれません。
ただそれならそれで最高だと思います。
なーんてことを色々と考えた結果、今の自分に話せるのは「今まで何をしてきたか」ではなくて「今何をしているのか」「これから何をしていくのか」なんだな、と。
過去しか語ることの出来ないダサい奴にはなりたくない。
常に話すことが尽きないように、過去の話に逃げないように常に前を向きながら日々精進して今やるべきことをこなしていきます。
ここ数日、疲れのせいにしてダラけている自分に喝を入れる自戒の意味も込めて。
講演会で過去の自分の経歴を語ることに力を入れている人たちをDisろうかとも思いましたが、今日はここで。
ダメな先輩がいるということ。
思い浮かべてみてください。
どんな仕事をお願いしても何かと失敗して、
他の社員の方々に叱られてばかりの先輩社員を。
新入社員もしくは後輩のあなたは必ずこう思うはずです。
「なぜあの人が自分よりも高い給料をもらえているのかが不思議でしょうがない」
僕にはそういった先輩がいました。
仮に名前をオギさんとしましょう。
オギさんは人柄が良くてコミュニケーション能力もあり、みんなから愛される存在です。
しかし一緒に仕事をするとなると、大変。
どんな仕事をお願いしても必ず何らかのミスをするのです。
しかもクリティカルなミスばかり。
その当時オギさんの下で働かせていただいていた僕はいつも、
「なんでこの人は正社員で僕より高い給料をもらっているのだろう」
と疑問に思っていました。
ただ仕事以外ではとても良い先輩だったので、キャラ勝ちなのかな?と納得していました。
実際、オギさんが島根の新オフィスに配属されたときは寂しかったです。
時は流れて現在へ。
僕ともう1名のインターン生は学業のために日本に帰国。
それと入れ替わるように2名のインターン生が入ってきました。
チャット越しに彼らの仕事を垣間見るたびに心が痛みます。
やはり何をしても不慣れなため、しょっちゅう怒られているわけです。
言葉遣いであったり、仕事内容であったり。
もはや僕が1年間で怒られた量をすでに1か月で超えているのではないかと思うほどです。
でもその条件は僕も同じだったはずです。
そこで自分のインターン生活を振り返って気づきました。
「僕はオギさんが怒られていたおかげで、僕自身は怒られずに済んだのだ。」
と。
オギさんが言葉遣いで怒られている。
オギさんが書類作成で怒られている。
オギさんがほうれんそうが欠けていて怒られている。
オギさんが何かするたびに怒られている。
僕はそれをすぐ横で見ながら、社会人としてどういった行為が間違いであるのかを学ばせていただいていたのです。
赤ちゃんや幼児と同じです。
オギさんが怒られているのを見ながら、
「あれをすると怒られるのか。僕はやらないようにしよう。」
と無意識のうちにも学習していたのです。
もしかすると僕が本来怒られるべきであったミスまでオギさんが被ってくださったこともあったかもしれません。
オギさんという存在がいたおかげで僕はリスクを回避する術を学べたのです。
そんなことにも気づかず勘違いしていた僕は、オギさんを「なんだこの人は」と思ってしまっていたわけです。恥ずかしい限りです。
残念なことに今のインターン生には僕にとってのオギさんの存在がいません。
オギさんが代わりに怒られてくれていたものを全て自分のミスとして受け止めなければいけないわけです。
慣れない環境、初めての社会人生活、怒られる毎日。
僕の最初の1か月よりもキツい1か月を過ごしたと思います。
かなりハードな環境にいる分、さらに大きく成長できるはず。
2人ともこれからも精一杯努力して頑張ってください。
「すげー楽しい」インターン生活がすぐそこに待ってます。
そしてオギさんへ。
ありがとうございました。オギさんのおかげで僕は成長出来ました。
新しい環境に行かれるとのことですが、これからも頑張ってください。
また一緒に深夜のPho xao食べに行きましょう。