苦手なことと向き合う。

https://www.instagram.com/p/BaoFXgZHCC6/

「数学が1番嫌いです。」

苦手科目はなにかという定番の質問に約15年間即答してきました。

 

いつから、何が原因で嫌いになったのかも覚えてないですが、

「自分は数学が苦手で、嫌いだ」

とずっと思い込んでいて勉強することすらも避けていました。

 

 

中学受験、高校受験ともに数学の試験で1問も

自信を持って解けた問題があった記憶がない。

中高一貫校にいなければ今頃中卒で働いていた可能性もあります。

 

数式を見るだけで嫌になる、というぐらい

数学に対して苦手意識を強く持っていました。

 

そんな僕がこの10月から公文に通って算数を勉強し始めました。

 

24歳にもなって算数を勉強し始めたのは、

・IT企業に就職するのに数学が苦手というのは恥ずかしい

・卒業間近で講義も少ないので、空いた時間で何か勉強したい

という理由からです。

 

現在の学力を測るプレースメントテストを受験し、

担当の方から

「じゃあ分数の計算から始めましょうか」

と言われたときはさすがに愕然としましたw

 

さすがにそこまで出来ないとはw

もはや数学からではなく算数からのスタート。

 

プレースメントテストを受験した上で、

公文を受講するかどうかを決められるのですが、

「公文を受講しなければ、算数が出来ない自分と向き合わないで済む」

「講義も仕事もあるし、公文なんかやってる時間なんてない」etc...

1週間次々と出てくる自分の中での言い訳と格闘して、

公文を受講することに決めました。

 

ノルマはいたって簡単です。

公文の教室に来たときは20枚やる。

家での宿題は1日10枚やる。

 

僕もこれを聞いた時は楽勝だと思ってました。

自分の算数への苦手意識を完全に馬鹿にしてました。

 

机の上に公文の問題を出して、ペンを持つ。

・・・でも解き始めることが出来ない。

 

なぜか。

最低5枚単位で解くように言われているので、

少なくとも15分間は数字と向き合って解き続けなければならないわけです。

この苦痛に対して1歩踏み出す勇気が中々持てない。

 

受講から1か月半経った今でも同じ感覚に襲われます。

 

「算数への苦手意識と向き合うため」

に公文を始めたのですが、

始めて気づいたのは公文をやるということは

「自分の弱さと向き合う」

ということだなということです。

 

「自分の考えを文字にするのが苦手だから、ブログを書けない」

「どうやって書いたらいいか分からないからCVが書けない」

「収入が十分じゃないから、投資を始められない」

などなど。

今まで自分が"Can't"だと思い込んで逃げてきたことは実は全て"Don't"で、

ずーっと自分に言い訳をしてやってこなかった。

逃げることに対して全力少年だったわけです。

 

このままじゃFramgiaに入っても本気で世界をAwesomeにすることなんて出来ない。

 

今までの弱い自分と決別するために、

この算数と向き合う苦行を乗り越えます。

 

Awesomeな世界を作っていくために

まずは目の前の10枚をやりきる。

 

長々と書きましたが、言いたいことはただ1つ。

算数嫌い!!!

卒業間近!の大学6回生の近況報告。

https://www.instagram.com/p/BY2UEwegm98/

ついに学生最後の夏休みが終わろうとしている岡崎です。

残り4単位で卒業です。学業も引き続き頑張ります。

 

気がついたら半年も更新してなかったので、

久しぶりに更新します。

ずっと書きたいことは頭の中にあったものの、

上手く言語化できずグルグルしてました。

 

それがこの1ヶ月間セブに来て、

グローバルIT留学

の卒業生、在校生のサポートをさせてもらう中で、

自分の最近の思いを言語化できるようになってきたので

忘れる前にここに書き残しておきます。

 

https://www.instagram.com/p/BYzoPWjAjqV/

 

去年まではどちらかというとテストの実行をしたり、

お客様に提出するドキュメント書いたり、と

どちらかというと自分の手をガツガツ動かして働くことが多かったのですが

今年に入ってからはどちらかというとマネジメントに時間を使うようになりました。

プレーヤとはまた違った景色の見え方、考え方に毎日振り回されてばかりですが

なんとかしがみつきながら頑張ってます。

 

その中で自分の目標も変わって来ていて、

自分自身としての目標である

・プロダクトマネジャー

・次の最前線で戦えるスキル(スペイン語etc...)

が占める重要度の割合よりも

・Global ITコースからの日本人QAの輩出

・自分の経験に基づく知識の情報並列化

といったような目標が重要度が大きくなっています。

 

もちろん立場が変わってきている中で、

今まで経験したことないような悩みにも多く当たってます。

 

最近僕の中で一番大きな悩みは

「メンバーに業務を教える際の距離感」。

 

今まではどちらかというと体育会系な指導方法でゴリゴリやっていたのですが、

それが合わない人たちもいる(そっちの方が多い?)というのも現実なので、

そういった人たちが仲間として参加してくれた時に

ちゃんと成長できる場を用意できるマネージャになりたいな、と思い

最近は相手との距離感を特に意識するようになりました。

 

あまり近づきすぎて手取り足取り教えてしまうと、

失敗する機会を彼らから奪ってしまったり、

やっていることが彼らの中で経験として蓄積されなかったりしてしまうのかな、と。

かといって放任しすぎるのも、どうなのかな、、、と。

 

どれぐらいのスパンで進捗確認するのか、

どうやって上手く相手を目指す方向にマインドセットするのか、

どうやって伝えれば相手にアドバイスが正しく届くのか、

などなど相手を意識すればするほど分からなくなってしまっているような・・・

 

もちろん各メンバーによって適度な距離感が違うので、

それぞれに対してちょうど良い距離感を見つけていけたらとは思ってます。

 

ただこれも含めて、どれも将来を悲観するようなネガティブな悩みではなく、

Awesomeな未来に向けたポジティブな悩みなので、

苦しみながらも楽しく悩んでいきます。

 

幸いなことにどんなしょうもない悩みでも正面から受け止めて、

アドバイスをくださる大人の方々が周りに大勢いるので、

時にはみなさんに頼りつつ自分の中で答えを出せていけたらな、と考えてます。

 

23歳の何もない若造にこれだけ幅広い視野で悩み、学ぶ機会を与えてくれている

Framgiaには感謝しかないです。

なんとか必死に乗り越えて(+卒業して)早くAwesomeな未来に貢献します。

 

PS

iPhone Xをアメリカで代わりに買って来てくださる方を募集中です・・・

11月頭にアメリカ行くよ、という方がいれば是非お願いしたいです。

要件を満たしているかどうかを確認することがQAの仕事じゃない

https://www.instagram.com/p/BSG0qZSARQZ/

久しぶりに読んで興奮する本に出会った。

 

それがこの本。

ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー

ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー

 

 この本は2年前のインターン時代に読んで、

Appleにはこんな凄い人がいるんだなー」

と思いつつ、理由は忘れたが途中で読むのを諦めた。

 

そんな本を再度読み直すきっかけとなったのは、藤本さんから

「これからはProduct Managerが必要とされる時代になる。

まずはこの本を読んでみて。」

とオススメをいただいたため。

 

最初にこの本を開いた時から2年経って、

QAとして最低限の仕事がこなせるようになった今読み返すと、

プロダクトデザインやUI/UXに対する考え方、ユーザーファーストの姿勢は

QAとしての考え方との共通点が多く、

技術書で細かい概念や方法論を学ぶことと同じぐらい、

この本に書かれているジョナサン・アイブの哲学は有意義なことに感じた。

 

これを読み終わった後に、

ここ数か月の自分の仕事内容を振り返ってみると

QAを始めたころよりもユーザーファーストの姿勢が薄れていた。

 

仕事に慣れてくるにつれて、

「少し気になるけど要件は満たしているから、とりあえずこれでOK」

と考えることが多くなっていた気がする。

 

QAとしては、

要件を満たしていることを確認するのは当たり前である。

そこにプラスアルファとして

「ユーザーにとって使いやすいか」をチェックすることが求められている。

 

最初にQAを始めてみて楽しいと思えた理由の1つは、

「プロダクトが使いやすくなっていく実感が得られる」

だったにも関わらず、

慣れてくるにつれて妥協してきたのは、

自分の怠惰でしかない。

 

この本のおかげでユーザー視点の重要性を再認識し、

今日から改めて仕事を楽しもうと思えた。

 

この本を読んだ興奮が冷める前に今の気持ちを文章に残しておく。

ということで久しぶりに更新してみました。