QAという仕事について

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インターン生としてハノイに来て4ヶ月が過ぎました。

新環境での生活にも慣れ、特に体調を大きく崩すこともなく元気に騒ぎまわっております。

 

さて、先月から新たにQAとしての仕事を先輩の指導の下で始めさせていただいてます。

まだまだ見習いの身ではありますが、QAってどんな仕事をしているのか皆さまに知っていただくべく紹介していきたいと思います。

 

QAとはQuality Assuranceの略で、日本語に訳すと「品質保証」となります。

仕事内容はアプリやウェブサイトのリリース前に最終チェックです。

サービスの質を決める最後の砦なのでかなり重大な責務を担ってます。

 

いくらエンジニアの方々が優秀でも、一度で完璧なものが出来上がるわけではなく、思わぬところにバグがあったりするわけです。

それを発見してエンジニアの方に報告し、修正していただくのが日々の主な仕事です。

他にもユーザー視点から「このアイコンはここにあった方が良いんじゃないか」「この機能は分かりづらいから見せ方を考えよう」などアイデアを他のメンバーと共有して、改善をお願いしたりしています。

 

この仕事をさせていただいてから約2ヶ月ほど経ちましたが、まだまだ能力が身についていません。後で振り返ることが出来るように現在足りない点を書き出しておきます。

・説明能力が足りない

QAの大事な仕事の1つが「エンジニアの方にどのようにしてバグが発生したのかを正しく細かく伝える」なのですが、上手く言葉に書き出して伝えることが出来ず、「これってどういうことですか?」と通訳の方に聞かれることがしばしば。

通訳の方の工数を無駄に取ってしまっていますし、そのやり取りをしている間はバグの修正は全く進んでいないわけです。分かりやすく伝える工夫をすることで、他のメンバーが気持ちよく仕事ができるようになるので努力して改善していきます。

・口頭でのバグ報告のみで、チケットの作成を忘れてしまう

大抵はプロジェクトごとに座席の位置が決まっているので、何かバグを発見したらその場でエンジニアの方に報告することが結構あります。もちろんその場ではエンジニアの方も「分かった!修正しておくね!」と言ってくださるのですが、他にも色々なタスクを抱えていてどこかで抜け落ちてしまうわけです。

それを防ぐためにチケットという便利なものがあるのですが、口頭で伝えたことで安心してしまってチケットを作り忘れてしまうことがよくあります。

なので、「バグを発見したら、まずはチケット作成!」というのを徹底していきます。

・使いやすいデザインに関する視点が足りない

先ほども述べましたが、アイコンの位置1つでアプリやサイトの使いやすさというのは大きく変わってしまいます。

しかしまだまだこの観点から見ることが出来ず、先輩の指摘を聞いて「たしかにそちらの方が使いやすいな」と思うことがよくあります。この部分に関してはほとんど仕事をしていないに近いです。これではいつまで経っても見習いから卒業できず、安心して仕事を任せていただけません。

デザインの観点をもっと磨いていくために、多くのサイトやアプリを利用して「これはどうしたら使いやすくなるのか」「なぜこのサイトは見やすいのか」を意識してみていきます。

・テスト設計やテストケースの作成に慣れる

バグ探しもただ闇雲にやればいいというわけではなく、ある程度「こうしたらこういうなるのではないか」という目測を立ててテストをしなければいけないわけです。そのために「こう動かしたら、こう反応するのが正しい」というのをハッキリさせておかなければならないわけです。それを文章化したものがテスト設計とテストケースです。

今週から現在関わらせていただいているサービスのテスト設計とテストケースを初めて作らせていただいているのですが、とにかく難しい!特に機能が多ければ多いほど条件分岐が増えるので抜け漏れがないようにするのが大変です。いまだに中々進んでいません。

これについてはまだどうやったら上手く書けるようになるかというキッカケも見えていませんが、今やっているものを試行錯誤しながら作ることで見つけていきます。

 

こうやって書き出してみると、何1つまともに出来てないですね・・・

数ヵ月後には「こんなにQAとして成長したよ!」という記事が書けるように努力していきます。