アイルランドで同性婚の合法化が認められたことの衝撃。(5月23日のピックアップニュース)
アイルランドである。
世界中のアイルランド人がこの国民投票に参加するために帰国しているという素敵なニュースが大きく取り上げられるなど、注目度が高かっただけにこの結果は他の国における同性婚問題にも影響を及ぼすとみられています。
国民の約84.2%がカトリック教徒であるアイルランドで国民投票によって同性婚が認められたことに個人的にはとても驚きました。
昨年の10月にカトリックの大本山であるローマ法王庁で同性愛を許容する案が採択されなかったという出来事があったばかりで、カトリック教徒が大半を占めるアイルランドではもちろん否決されるであろうと考えられていたからです。
もちろんカトリック教会の司教たちは反対を呼びかけていましたが、1世紀近くにわたる神父による児童虐待が明らかになるなど大きく信頼を失っていた教会の影響力は及びませんでした。
このカトリック教国であるアイルランドで認められたということは他の国における同性婚の合法化を目指している人たちにとって大きな励みになる出来事になったのではないかと思います。
僕自身はLGBTではないので、LGBTの方々の気持ちを理解することは難しいですが、自分の子供がLGBTだった時にそれを温かく受け入れることの出来る社会であってほしいです。
僕にLGBTについて考えるキッカケをくれた同級生が大学でLGBT学生のためにサークルを立ち上げて、積極的に情報発信しているのでこちらも是非。