果たして教育におけるタブレット活用は実現するのか(5月12日のピックアップニュース)

今日のピックアップニュースはこの記事。

www.nikkei.com

 

実現を期待したい。

紙の教科書を毎日運ぶのは重いし、1年で使い終わった教科書のほとんどが廃棄されていくことを考えると子供にも環境にも優しくて良い。

もし病気や不登校で教室にいけなかったり、授業のスピードについていけない学生がいてもホワイトボードの内容をクラウド共有したり授業を録画して配信することで授業についていけない学生も減っていくだろう。

今は何か授業の中で気になることがあれば教師に直接聞かなければならないし、教師がその答えを知っているという確証もない。タブレット端末を使えば、興味や疑問を持ったことをその場で調べることが出来る。(もちろんネット上の正しい情報の取捨選択の仕方を教えなければならない)

今後インターネットが更に生活に近くなり、利用層の低年齢化が間違いなく進むことを考えれば、学校でネットリテラシーを教育内容の一環として、日常的に教えていくことが必要だと思う。

 

 

しかしコストの問題が解決されないと実現は遠そうだな・・・

それに加えて、果たしていまの教員がどこまでタブレットを使って授業をすることができるのかが問題。

下手したら学生が教員にタブレットの使い方を教えるところから授業が始まるんじゃないだろうかw

タブレット導入を進めるのと同じく、タブレットの使用法をどうやって教員に浸透させることも重要になる。

(こういったことを考えていくと、これからの時代に最も重要視されるのは情報の先生かもしれない。)

 

ただ、タブレット端末の価格は下がっていくだろうし、佐賀県武雄市のようにバナー広告を入れることによって財源負担を軽減していくというような工夫もどんどん出てくるだろう。

 

多くのメリットや今後に予想される展開を考えると、時間はかなりかかるかもしれないが僕はタブレット端末が紙の教科書に置き換わる日が来ると思う。